ついに「見えないスポーツ図鑑」が書籍化されました!!
本プロジェクトがついに書籍『見えないスポーツ図鑑』として晶文社から出版されました!10種類の競技についての翻訳にいたるプロセスのほか、翻訳結果にもとづく競技の分類や、おうちで翻訳するためのヒントなど、書き下ろしの考察も含めた充実の内容。本プロジェクトの試行錯誤を、「研究ドキュメンタリー」スタイルでお楽しみいただけます。
出版社サイト https://www.shobunsha.co.jp/?p=5883
『見えないスポーツ図鑑』
伊藤亜紗 渡邊淳司 林阿希子 著
イラスト:加納徳博
四六判並製オールカラー 312頁
定価:本体2000円+税
978-4-7949-7192-0 C0095〔2020年10月〕
研究者たちが考えていることって――実はめちゃくちゃ面白い。
抱腹絶倒&試行錯誤の「本邦初」、研究ドキュメンタリー
ラグビーも、サッカーも野球も体操も、それから卓球やフェンシングまで、全部「100円ショップ」があれば競技の楽しさを誰でも体験できます! 視覚障害者の方々にスポーツの臨場感をどう伝えるか、から始まった研究は「スポーツ」を翻訳することに向かった。研究をスタートさせるも、相次ぐ失敗が壁となって立ちはだかる。しかし、そんなことでは研究者は諦めない! 思わぬアイディアから方向を転換し、十種目の競技のエキスパートとタッグを組んで「人力VR」の開発に挑むことに!?
【各氏、推薦!】
相馬千秋氏(アートプロデューサー)
ゲーム性、緊張感、駆け引き、速度、バランス……スポーツを「翻訳」すると、それはもはやアート!
誰かのからだに創造的に憑依するための、身体感覚翻訳マニュアル、決定版。
太田雄貴氏(公益社団法人日本フェンシング協会会長)
フェンシングの翻訳なんて……できるんだ!
競技者の間でも話題沸騰。さっそくアルファベットを揃えました。
稲見昌彦氏(東京大学総長補佐・教授/超人スポーツ協会代表理事)
「見ることは信じること(Seeing is Believing)」という諺、実は「感じることこそ真実(but Feeling is the Truth)」と続く。本書は、スポーツを見ることの背後にある、本質(バーチャリティ)に迫ります。